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これぞ戦国グッズ!?   

いろいろと戦国グッズを探している内に武将物ではないけれど当時からあった、
当時から生産がはじまったという工芸品達が沢山あることに気付きました。
ここではそれをご紹介します。(イラストはすべてイメージです)

1、武将の名が残る工芸品

大内人形
山口県 室町時代から約200年にわたり山口で栄えた大内氏。奥方をなぐさめる為、都より呼び寄せた人形師が作った作品が現在では郷土人形として受け継がれています。
鍋島緞通
福岡県 元禄時代中国より技を習い日本で最も古い絨毯が誕生。佐賀藩主鍋島公は幕府や親藩大名への贈り物として一般への販売を禁じたが明治維新以降、その禁は解かれ今に受け継がれています。

緞通(だんつう)= 絨毯(じゅうたん)です。
真田
長野県 真田紐は幅狭く織った絹や木綿の紐。
真田昌幸が刀の柄を巻くのに使用したことから
この名がつきました。

2、武将が奨励した工芸品

博多人形
福岡県 博多人形の下地である素焼き人形は1600年筑前に入った黒田長政により多くの職人が集められて生まれた。「武者もの」と呼ばれる分類に黒田武士の人形もあります。
萩焼
山口県 16世紀末俗に“焼き物戦争”と呼ばれる豊臣秀吉の朝鮮出兵。その帰陣の折に連れてこられた朝鮮陶工たちは日本各地で従来にはない陶芸の華を咲かせました。萩焼きもまた秀吉が毛利輝元に預けた李勺光・李敬兄弟の手によって関ヶ原の役後、輝元が封じられた萩の地に開窯されました。長州藩の手厚い保護のもとその御用窯として発展した萩焼は松本と深川(ふかわの2つの窯で焼かれたものに大別されます。これらは“古萩”と呼ばれ、後に山村松庵と号した李勺光により創始されました。また弟、李敬(坂高麗左衛門)の坂家は藩政時代を通じて萩焼き総本家の地位を確立現在までその系統は続いています。
上野焼
(あがのやき)
福岡県 細川忠興が筑前33万石の大名に取り立てられたとき、加藤清正に従って帰化した釜山の城主・尊益の子、尊楷日本名・上野喜蔵に慶長7年(1602)茶道具を焼かせたことに始まります。その後も豊前藩の御用釜として栄え、遠州七窯のひとつに数えられます。但し、遠州好みというよりも忠興の影響が濃く、作品は素朴重厚です。
会津
絵ろうそく
福岡県 天正年間(16世紀末)に会津に封じられた蒲生氏郷は前封地の近江日野から木地師や塗師を引き連れて入力するなど、積極的な奨励策をとって漆器と絵ろうそくは会津の特産品として諸国に広く名が知られるようになりました。
岡崎石工品
愛知県 1580年家康が関東へ移封となり岡崎城主は田中吉政となった。城下町整備にかかわる堀や石垣の築造に石工を河内や和泉の国から招き、隋念寺門前に土地を貸して保護し、発展してゆきました。(500年前岡崎城主の西郷稠頼(つぐより)が岡崎城築城時に岡崎御影石を多く使用したという説もありました。
赤膚焼
奈良県 天正年間(157392)大和郡山城主大納言秀長に招かれた尾張の陶工与九郎が五条山赤膚山に開窯。小堀遠州の指導もあって遠州七窯のひとつといわれています。現在も茶陶類が製作されています。
山形刃物 山形県 斯波兼頼が山形に入部した折の召抱えの鍛治師たちが作り出した。現在の生産は東北県の約割を占めるほど。
仙台御筆
宮城県 1614年仙台藩祖の伊達政宗が藩の学問と産業振興を目的に大阪の筆職人を雇い創始したと伝えられる。特に「萩筆」が有名。
秋田銀線細工
秋田県 初代秋田藩主佐竹義宣が1602年秋田に移封されたとき金銀細工師が移住してきたのが始まりといわれています。
賤機焼 静岡県 16世紀末徳川家康より賤機焼の名称を拝領したのが起源といわれ今日に至っています
松本家具 長野県 民芸家具として近年人気の高い松本家具ですが、その起こりは天正年間、松本を領した小笠原氏が奨励したことに始まります
土佐和紙 高知県

(土佐での製紙が始まったのは平安以前ですが、地場産業としてまとまりをもって発展するようになったのは江戸時代に入ってからです。こんなエピソードがありましたので、ご紹介します。)土佐和紙は天正末期(1592頃)に安芸三郎佐衛門家友がたまたま道で倒れている伊予の旅人新之丞という物を助けた際にお礼に製紙の技術を教えてもらったことに始まったとも言われています。それに工夫、改良を加えて七色紙等を作り出したのです。家友は慶長6年(1601)に入国した藩主山内一豊にこの七色紙を献上しました。これがきっかけとなって一豊は土佐和紙の保護育成に努めるようになったとのことです。

肥後象嵌
(ひごぞうがん)

熊本県

熊本城主加藤清正の鉄砲鍛治であった林又七が寛永年(1632)の改易で新たに藩主になった細川家に仕え重用されたことに始まります。(象嵌[ぞうがんとは生地になる金属主として鉄の表面に異なる金属をはめ込むことにより、鮮やかな文様を描き出す技術です。刀剣の鍔つばや鉄砲の装飾として使われたために武芸や武具の生産に熱心であった肥後や加賀において特に発展したようです。)

3、戦国時代に関連する工芸品

播磨の白なめし革 兵庫県 白なめし革は起源は4、5世紀ですが、戦国時代には馬具や鎧の材料、鮮やかに染色をして装飾として使用され全国に知れ渡っていました。現在は兵庫の工芸品としてお土産、日用品が作られています。
焼津弓道具 静岡県 旧武田家臣が焼津に移り住み矢師となったのが始まり。現在もすべて手作りで生産されています。
京和傘 京都府 京和傘の始まりは室町時代で当時は朱塗りのものが使われていました。現在のように自由に開閉がきくものは木工用のロクロが開発された江戸時代から。「近世世自談」によれば、文禄3年(1594)に堺の商人納屋助左衛門がルソン土産として秀吉に献上したものが始まりといわれています。


    

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